沖縄電力の電気代は高い?節約方法も解説【2023年最新】

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沖縄では暑い期間が長いので、エアコンの電気代が馬鹿にできません。
現在、電力会社は選べるようになったため、「沖縄電力の電気料金は高いのかも」と思ってしまいます。

そんな沖縄電力エリア内で、電気代を抑えたい方のために、この記事では以下のポイントを解説いたします。

この記事でわかること
  • プラン選びの基礎知識
  • 電力会社を変更する方法
  • 沖縄電力が提供している各種プランの特徴
  • 沖縄県内でオススメの電力会社と、その料金プラン

当記事をご覧いただければ、ご自身の使用環境に合った「料金プランを見つけるポイント」が分かります。また電力会社は“簡単に”変更できるので、電気代を抑えたい方には必見です。

沖縄電力のプラン概要

まだプラン変更したこと無い方が加入しているのは「従量電灯」と思われます。これは一般家庭の標準的なプランで、多くの方が加入されているでしょう。(検針票で確認できます)
この従量電灯と共に、沖縄電力ではどのようなプランが用意されているのか、ここから各プランの概要をご紹介していきます。

一般家庭の標準プラン「従量電灯」

このプランは「最低料金+電力量料金(使った分の電気代)」というシンプルなプランです。最低料金は一定ですが、電力量料金は電気を使うほど段階的に料金単価が上がっていく仕組みになっています。「もっとも標準的な料金設定のプラン」なので、ぜひ把握しましょう。以降に記載してある『安いプランを選ぶための基礎知識』で分かりやすく解説しています。

おきでんEポイントが貯まる「従量電灯plus」

料金設定は従量電灯と変わりません。異なる点としては「おきでんEポイント」が貯まりやすいというところです。このおきでんEポイントを貯めていくと、沖縄県内のスーパーや銀行にポイントを移行できたり、地域のスポーツチームの応援に使ったり、また地域の活動に寄付できたりと、使用先はさまざまです。

使用量が多い方向けのプラン「グッドバリュープラン」

電気を多く使用するご家庭に向けたプランです。前述の従量電灯では、使用量が増えると段階的に(3段階)料金単価が上がっていきますが、このプランではその2・3段階目の料金単価が低く設定されています。したがって、電気を使えば使うほど、従量電灯より安くなるのが特徴です。

夜間に電気を使用する方は「時間帯別電灯」

このプランは生活スタイルが夜型の方や、夜間にお湯を貯めることができる機器をお使いの方に向いています。その理由は、夜間の電力量料金単価が昼間の半分以下だからです。その夜間の時間帯設定は23時~翌朝7時までとなっています。またお使いの機器によっては「割引」が適用されます。

エコキュート等をご利用の方向け「Eeホーム」シリーズ

エコキュートなどの電気温水器や蓄熱式暖房機器をご使用の方が加入でき、お住まいがオール電化なら、さらに割引を受けることができます。こちらも時間帯によって料金単価が変わり、夜間の電気が安く設定されているので、上手にその時間帯を利用できれば、電気代をお得にできるでしょう。このオール電化向けの「Eeホーム」は2種類のプランが用意されています。平日・休日問わず、昼間に電気を使用する方がいる場合は「Eeホームフラット」がオススメで、休日の昼間に電気をよく使用する方には「Eeホームホリデー」がオススメです。

安いプランを選ぶための基礎知識

基礎知識として理解しておきたいプラン、従量電灯について解説いたします。

従量電灯

料金プランを変えたことがない一般家庭なら、ほとんどの場合、「従量電灯」で契約中かと思われます。したがって、このプランが他の料金プランを選ぶ時の判断基準になるので、この機会にぜひ把握しましょう。
※毎月届く「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」の情報を確認しながら読むと、理解しやすくなります。検針票の見方がよく解らない場合はこちらをご確認下さい。

料金の計算式

月額料金 = 最低料金 + 電力量料金(+α)

補足

「+α」は「料金プラン選択」に大きな影響を与えるものではないため、参考程度に覚えておくと良いでしょう。
ちなみにその内訳は、発電に必要なコスト(燃料費)によって増減する「燃料費調整額」と、年に一度算定され全国一律の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」です。

料金単価表

段階単位単価(税込)
最低料金1契約最初の10kWhまで1kWh402円40銭
第1段階10kWhを超え120kWhまで1kWh22円95銭
第2段階120kWhを超え300kWhまで1kWh28円49銭
第3段階300kWh超え1kWh30円47銭

※参照:沖縄電力 ご家庭向け電気料金メニュー「 従量電灯」

まず「最低料金」についてです。「電気を全く使用しなかった」としても支払う金額になります。1契約単位なので、基本料金と思っていただければ良いでしょう。
次に「使用した電力量(電力量料金)」についてですが、こちらの単位は「kWh」です。この電力量料金(使用した分)は最低料金に上乗せされ、表のとおり各段階に応じて1kWh当たりの単価が上がっていきます。

参考

kWhについて
1kWhは、1000W(1kW)の電力を1h(1時間)使用した時の電力量。
例:扇風機(50W=0.05kW)を3時間使用した場合の電力量は、0.05kW×3h=0.15kWとなります。

計算してみよう!

最低料金と電力量料金が理解できた方は、以下の例を参考に計算してみましょう!

例:使用した電力量(電力量料金)が400kWhの場合
・①最低料金:402.4円
・②電力量料金:10,699.7円

■電力量料金400kWhの内訳

  • 第1段階:2,524.5円 式:22.95円(単価) × 110kWh(10kWhを超え120kWhまで)
  • 第2段階:5,128.2円   式:28.49円 × 180kWh
  • 第3段階:3,047.0円 式:30.47円 × 100kWh

最後に①と②と足した料金は、11,102円となります。(円未満は切り捨て)
※実際の料金は、上述の補足で説明した「+α」の料金で決まります。

安くする方法①「プランを変更する」

従量電灯plus

このプランをオススメしたい方

標準的な料金プラン「従量電灯」の料金設定そのままで、「おきでんEポイント」を貯めたい方はこのプランがオススメです。沖電会員サイトおきでんmore-Eへの登録が必要です。(入会金・年会費はかかりません)

解説

「おきでんEポイント」は電力料金200円につき1ポイント貯まり、他にも契約継続で毎年+50ポイント、各種サービスの契約完了時に数百ポイント、またコラムの購読やアンケートの回答でも貯まっていきます。(詳細はこちら)そして貯まったポイントは、地域のスーパー(サンエー・ユニオン)や銀行(沖縄銀行・琉球銀行)などのポイントに交換でき、他にもプロチームや地域の活動を応援・寄付することができます。(詳細はこちら)したがってポイント分おトクに買い物したり、地元に貢献したりできます。従来の「従量電灯」から1番変えやすい設定のプランです。

注意点

紙の検針票は届かなくなります。もし希望される場合は、有料(220円/月)です。
※月々の電気使用量・請求金額については、インターネット「沖縄電力会員サイト(おきでんmore-E)」で、いつでも確認できます。(登録無料)

グッドバリュープラン

このプランをオススメしたい方

このプランは、電気使用量が120kWhを超える方にオススメのプランです以下の表が分かりやすいので、ご覧ください。

料金表

段階単位従量電灯グッドバリュープラン
最低料金1契約最初の10kWhまで402円40銭402円40銭
電力量料金第1段階10kWhを超え120kWhまで1kWh22円95銭22円95銭
第2段階120kWhを超え300kWhまで1kWh28円49銭28円01銭
第3段階300kWh超え1kWh30円47銭29円34銭

※参照:沖縄電力 ご家庭向け電気料金メニュー「 グッドバリュープラン」

解説

最低料金と第1段階の金額は同じですが、第2段階と第3段階は安く設定されています例として、「400kWh/月」ご使用の場合、年間で2,400円、おトクにできるでしょう。

注意点

  • 使用量が120kWh以下の方の電気代は、変わりません。
  • 紙の検針票は届かなくなります。もし希望される場合は、有料(220円/月)です。
    ※月々の電気使用量・請求金額については、インターネット「沖縄電力会員サイト(おきでんmore-E)」で、いつでも確認できます。(登録無料)

時間帯別電灯

このプランをオススメしたい方

こちらは昼間と夜間で料金単価が異なります。夜間の料金単価が昼間の半分以下なので、夜間時間帯に電気の使用を集中させられる方はこのプランのメリットを活かせるでしょう。また住宅の環境によって割引を受けることができます。

料金表

時間帯単位時間帯別電灯従量電灯
基本料金1契約858円00銭402円40銭
電力量料金昼間 7時~23時90kWhまで1kWh26円59銭第1段階22円95銭
第2段階28円49銭
第3段階30円47銭
(こちらは時間帯に左右されないまた、段階の条件が違う)
90kWhを超え230kwhまで1kWh33円02円
230kWh超え1kWh35円31銭
夜間 23時~翌朝7時1kWh12円05銭

※参照:沖縄電力 ご家庭向け電気料金メニュー「時間帯別電灯」

解説

昼間については、従量電灯と同じく「電力使用量」に応じて段階的に単価が上がっていきます。表で比較していただくと分かりやすいのですが、従量電灯のどの段階よりも約4~5円高い設定です。したがって昼間に電気を多く使用すると高くつきます。夜間については、従量電灯の第1段階よりも約10円低く、かなり割安の設定となっています。夜間時間帯に生活スタイルが合う方は、電気代を安くできる可能性が高いです。

割引

区分単位割引単価
5時間通電機器割引1kWh220円00銭
通電制御型夜間蓄熱式機器割引165円00銭

こちらのプランでは2つの割引があり、ご使用の蓄熱機器(エコキュートや蓄熱式の暖房機器など)の通電方法によって、どちらかを適用させることができます。ただし適用条件があるので、割引を受けたい方は沖縄電力の「料金・その他のお問い合わせ」より問い合わせてみて下さい。

注意点

  • 昼間時間に電気を多く使うと「従量電灯」と比べて割高になってしまいます。
  • 生活スタイルが変わった場合は他のプランを検討しましょう。

Eeホームフラット(オール電化向け)

このプランをオススメしたい方

後ほど紹介する「Eeホームホリデー」の特徴と異なり、平日の昼間にも電気をよく使用する方(専業主婦・専業主夫など、日中に自宅で電気を使用するご家庭)にオススメのプランです。こちらは夜間蓄熱式機器、もしくはオフピーク蓄熱式電気温水器(エコキュートなど)を使用している方が加入できます。上記の機器さえあれば加入できますが、オール電化住宅だとさらに割引がかかり、最大3,300円(税込)/月、電気代が安くなります。

参考

夜間蓄熱式機器とは
夜間に合わせて通電時間を調整できる機能を持ち、かつ蓄熱することが目的の機器のことです。
例:夜間に通電し蓄熱材(蓄熱レンガなど)に蓄熱することができる床暖房や暖房機。
エコキュートとは
わずかな電気で湯をつくり、そして貯めることができる電気温水器です。大気熱を利用していて、少ない電気エネルギーで効率的に湯をつくることができます。
また料金単価の低い深夜の時間帯に合わせて通電できる機能があります。

各料金表

時間帯単位単価(税込)
基本料金1契約1,650円00銭
電力量料金昼間 7時~23時1kWh29円15銭
夜間 23時~翌朝7時1kWh11円18銭

※参照:沖縄電力 ご家庭向け電気料金メニュー「Eeホームフラット」

割引

Eeプラン割引(オール電化割引)基本料金と電力量料金の合計から10%引き
※上限:3,300円(税込)/月

解説

加入条件にある機器を、単価の低い夜間に使用(設定)することで電気代を抑えることができます。またオール電化割引が適用できる方には、さらにお得なプランとなっています。

Eeホームホリデー(オール電化向け)

特徴

こちらは平日の昼間に自宅にいることが少なく、休日のお昼に電気をよく使用する方(土・日・祝日が休みの方)にオススメのプランです。(※こちらの加入条件と割引は「Eeホームフラット」と同じです)

各料金表

時間帯単位単価(税込)
基本料金1契約1,650円00銭
電力量料金昼間時間
(平日のみ設定あり)
10時~17時
夏季(7・8・9月)1kWh39円37銭
その他季節1kWh35円88銭
生活時間
平日:7時~10時、17時~23時
休日等:7時から23時
1kWh27円20銭
夜間時間
23時~翌朝7時
1kWh11円18銭

※参照:沖縄電力 ご家庭向け電気料金メニュー「Eeホームホリデー」

(※生活時間の「休日等」とは、土曜日、日曜日、祝日、振替休日、1月2日、1月3日、1月4日、5月1日、5月2日、12月30日、12月31日のことです。)

割引

Eeプラン割引(オール電化割引)基本料金と電力量料金の合計から10%引き
※上限:3,300円(税込)/月

解説

表を見ても分かりづらいと思いますので、ポイントを解説します。時間帯別の単価についてです。もう一つのオール電化向けプラン「Eeホームフラット(昼間:29円15銭)」と比べて、このプランでは休日の昼間の単価が2円ほど低く設定(生活時間:27円20銭)されています。しか平日の昼間に関しては「Eeホームフラット」より高く、特に夏季(39円37銭)は約10円もの差があります。したがってこのプランは「オール電化」で「土・日・祝日が休み」の方にフィットするでしょう。

注意点

平日の昼間に、電気を使用する機会が増える場合は、プランを変更しましょう。

沖縄電力内でプランを変える際の「補足情報」

沖縄電力WEBサイトで料金シミュレーションしてみよう!

こちらから沖縄電力の料金シミュレーションができます。料金プランを変更する上で大事なポイントとなるので、ぜひ確認しましょう。どのくらい安くなるのかイメージでき、また逆に高くなってしまうことを回避できます。

ちゅらクック割引

200Vのクッキングヒーターを取り付けている方が、この割引を受けることができます。割引対象となるプランは、「従量電灯」「グッドバリュープラン」「従量電灯plus」「時間帯別電灯」です。割引額は基本料金と電力量料金の合計から3%で、上限は550円(税込)/月となっています。

「離島にお住まいの方」が選択できる料金プラン・割引

  • 従量電灯…多くの方が既にこのプランに入っていると思われます。料金設定は本島向けと同じです。上記で解説しています。
  • Eeらいふ…オール電化向けのプランです。季節や時間帯で料金単価が変わり、各種「割引」も用意されています。
  • 時間帯別電灯…本島と同じ設定です。上記で解説しています。
  • ちゅらクック割引…離島の方の割引対象プランは「時間帯別電灯」となっています。

安くする方法②「電力会社を変えてみる」

電力自由化によって、電力会社が選べるようになりました。沖縄県でも様々な事業者が電力市場に参入しており、各社の強みを生かした特徴的なプランが用意されています。

参考

電力自由化(小売の全面自由化)とは
2016年4月より電気の小売市場が、全面的に自由化されました。これにより一般家庭や自営業店舗などすべての利用者が、電力会社とその料金プランを自由に選択できます。今まで大手の電力会社(東京電力や沖縄電力など)が独占していた小売市場に競争が生まれ、さまざまな価格設定やサービスが利用者目線で編み出されてきました。この改正は利用者にとって、電気料金を見直し、そして安くするためのチャンスです。

「切り替える手続きって面倒じゃないの?」と思われる方もいらっしゃいますよね。実は変更先の電力会社が主導して手続きを進めてくれるので、ご自身の情報を伝えるだけで簡単に変更することができます。それでは「電力会社を変更する方法」と、「抑えておく事柄」について見ていきましょう。

電力会社を変更する手順・確認事項

下記の4つのステップで、手続きできます。

  1. ご自身の情報(各種番号)を準備する
  2. 切り替え先の電力会社を決め、お申し込み
  3. スマートメーターの設置(未設置の場合のみ)
  4. 供給開始日の通知と切り替え

それぞれ詳しく解説します。

1.ご自身の情報(各種番号)を準備する

切り替えるにあたり、まずはご自身の「電気の使用環境と使用状況」について、知っておく必要があります。沖縄電力から届く「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」か、もしくは公式サイトの「電気ご使用実績紹介サービス」からご自身の情報を確認しましょう。

  • 月ごとの電力使用量(kWh)と電気代
  • 現在の料金プラン名
  • 電気をよく使用する時間帯
  • 住まいの設備(オール電化、エコキュートなど)

以上を抑えておくと、各社での料金シミュレーションが簡単にでき、どのくらい安くなるのか比較できます。
また、以下の情報も電力会社を変える際に必要なので、こちらも検針票(の見方)で確認しましょう。

  • 現在契約中の電力会社名(沖縄電力)
  • 現在契約中の電力会社の電気番号(契約番号)
  • 供給地点特定番号(全国一律の22桁の番号)

2.切り替え先の電力会社を決め、お申し込み

(※沖縄県内のオススメ電力会社については、後半で紹介しています)
お申し込み方法は各社で変わります。料金シミュレーションの比較結果からご自身に合う電力会社を決めたら、下記を参考にお申し込みしましょう。

  1. 切り替え先の公式WEBサイトへ
  2. 「申し込み」のボタンをクリックor タップ
  3. 案内に従い、上記で確認にした電気番号(契約番号)・供給地点特定番号・個人情報などを入力
  4. お支払い方法を選択
  5. 電力会社からの連絡を待つ

3.スマートメーターの設置(未設置の場合のみ)

設置状況については、お申し込み先の電力会社が判断し、未設置の場合は工事の申請までしてくれるので、ご自身でなにかする必要はありません。このスマートメーターの設置工事は基本的に無料です。また、立ち合う必要もありません。※大手電力会社では「スマートメーター設置100%」を目指していますので、いずれにせよ取り替えることになります。

補足

スマートメーターとは
通信機能を持った電力使用量メーターのことです。30分に1回、自動で検針を行うことができ、さらに遠隔での計測機能がついています。スマートメーターは、電力会社を切り替える際に設置が必要です。

4.供給開始日の通知と切り替え

新たに契約した電力会社から、供給開始日について案内が届きます。その日より自動的に切り替わって、ご契約開始です。供給開始日の前日までが旧電力会社からの請求、供給開始日以降から新電力会社からの請求となります。以上で切り替え完了です。

沖縄電力とオススメ事業者との比較

ここでは沖縄電力のプランと、オススメ事業者(3社紹介)を比較しています。電力会社を切り替える際の参考になるので、ぜひご覧ください。

シン・エナジー

シンエナジー公式:シン・エナジー
まずは全国展開している新電力「シン・エナジー」の「きほんプラン」と、沖縄電力の標準プラン「従量電灯」の比較表をご覧ください。

段階単位シン・エナジー
「きほんプラン」
沖縄電力
「従量電灯」
最低料金1契約最初の10kWhまで361円57銭402円40銭
電力量料金第1段階10kWhを超え120kWhまで1kWh22円92銭22円95銭
第2段階120kWhを超え300kWhまで1kWh27円50銭28円49銭
第3段階300kWh超え1kWh28円52銭30円47銭

「きほんプラン」では最低料金・電力量料金ともに単価が低く設定されているので、「従量電灯」から乗り換えれば確実に電気代を安くすることができます。このプランの良いところは、時間帯や曜日を気にする必要がない点です。そのため「気軽に乗り換えることができる」料金プランの1つです。シン・エナジーでは他にも、「【昼】生活フィットプラン」や「【夜】生活フィットプラン」という時間帯によって安くできるプランが用意されています。ぜひ公式サイトで料金シミュレーションしてみましょう。詳細はこちらから→シン・エナジー

ソフトバンクでんき

ソフトバンクでんき公式:ソフトバンク
つぎに「ソフトバンクでんき」のプラン「くらしでんき」についてです。こちらのプランはソフトバンクでスマホなどの契約は必要なく、どなたでも加入することができます。

段階単位ソフトバンクでんき
「くらしでんき」
沖縄電力
「従量電灯」
最低料金1契約最初の10kWhまで同じ→402円40銭
電力量料金第1段階10kWhを超え120kWhまで1kWh22円72銭22円95銭
第2段階120kWhを超え300kWhまで1kWh27円63銭28円49銭
第3段階300kWh超え300kWh超え1kWh28円94銭30円47銭

※参照:ソフトバンクでんき 沖縄電力エリア「くらしでんき料金表」

「くらしでんき」の料金単価は、シン・エナジーの「きほんプラン」より若干高めです。このプランの特徴は「Tポイント」が貯まる点です。電気料金1,000円につき5ポイント貯まるので、Tポイントを貯めている方とっては1つの選択肢となるでしょう。詳細はこちらから→おうちでんき

HISでんき

HISエナジー公式:HISでんき
最後に紹介するプランはHTBエナジーが提供するHISでんき「プライム沖縄」です。電気の使用量が多い方向けのプランです。

段階単位HISでんき
「プライム沖縄」
沖縄電力
「従量電灯」
最低料金1契約最初の10kWhまで201円20銭402円40銭
電力量料金第1段階10kWhを超え120kWhまで1kWh26円50銭22円95銭
第2段階120kWhを超え300kWhまで1kWh28円49銭
第3段階300kWh超え1kWh30円47銭

これまで紹介したプランと一番異なるのは、電力量料金が一定という点です。最低料金は半額となっています。電力量の単価が、沖縄電力の「従量電灯」第2・3段階より安いので、電気使用量が多い方はおトクになるでしょう。ただし少ない方は高くなる可能性があるので、料金シミュレーションは必ず行って下さい。詳細はこちらから→HISでんき

まとめ:沖縄電力の電気代は安くできる

今回は沖縄電力とご契約中の方に「電気代を安くする方法」について解説いたしました。
電気代を安くする「プラン選択のポイント」は以下の3つです。

  1. ご自身の使用状況を確認する
  2. 沖縄電力で料金シミュレーションする
  3. 他の電力会社で料金シミュレーションする

電力自由化によって各社から様々な料金プランが出されています。「沖縄電力の電気代を安くできないかな」と思っている方は、ぜひこの記事を参考に、料金プランを見直していただけると幸いです。ご自身の環境に合ったプランがきっと見つかるでしょう。

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