CS放送を見るには?様々な視聴方法とメリット・デメリットや費用を解説

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「CS放送はどうすれば視聴できる?」「機械を設置する必要がある?」

そんな疑問はありませんか?CS放送には個性的な番組がたくさんラインナップされていますが、視聴方法がいまいち分かりにくいですよね。そこで今回は、CS放送の番組を見る方法と、それぞれのメリット・デメリットや費用について解説します。

この記事の内容
  • ✔ CS放送を見る方法
  • ✔ それぞれのメリットとデメリット
  • ✔ 料金比較

この記事を読めば、CS放送の番組を見る方法を知って、自分に合った視聴方法を見つけることができます。今契約しているプロバイダや手持ちの機器を活用して、お得にCS放送を楽しみましょう。

CS放送を見る方法

CS放送を見る方法には、次の3つがあります。

  • パラボラアンテナを使う
  • 光回線を使う
  • その他のサービスを使う

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

パラボラアンテナを使ってCS放送を見る

CS放送といえば、マンションや戸建てのベランダに設置されたパラボラアンテナをイメージする方も多いと思います。

パラボラアンテナは、天候や立地の影響は多少受けるものの、地上波の電波よりもキャッチしやすく、全国一律で同じチャンネルサービスを利用することができます。

このパラボラアンテナを使ってCS放送を視聴する場合は、「アンテナ本体」と「チューナー」が必要です。いずれも、契約するサービスに対応したものを用意しましょう。

マンションなどの集合住宅では、すでに共用のパラボラアンテナが設置されている場合があります。すでに衛星の電波を受け止める準備ができている状態ですので、チューナーの準備と加入申込みだけで、すぐにCS放送を見ることができます。

一方、立地などの条件によって衛星の電波をうまく受信できない建物もあります。具体的には、ベランダの向きや隣地との兼ね合いでアンテナの取付け場所が制限されてしまう場合です。アンテナは南南西に向け、目の前には大きな障害物がないことが条件となりますので、アンテナを購入する前に自分の住んでいる建物が設置条件に合っているかどうか確認しておきましょう。

アンテナ設置

引用元:https://www.skyperfectv.co.jp/service/kiki/pdf/as100m.pdf

アンテナで受信した電波信号は、チューナーで変換されてテレビに映し出されます。現在のテレビはほとんどがCS放送チューナーを内蔵していますので、もしご自宅のテレビが対応していれば新しくチューナーを購入する必要はありません。

自分のテレビにチューナーが内蔵されているかわからない場合は、テレビのリモコンを確認してみましょう。「CS」と書かれたボタンがあれば、対応するチューナーが内蔵されています。

光回線を使ってCS放送を見る

光回線を使ってCS放送を視聴する場合、必要な機器は「チューナー」だけです。お使いのテレビにCS放送チューナーが内蔵されている場合は、新規に用意する必要はありません。

パラボラアンテナを設置する手間がない代わりに、光回線を使ったテレビサービスの契約が必要になります。

光回線を使ったテレビサービスとは、NTTの光回線を借り受けた電気通信事業者が提供する光コラボレーション(光コラボ)の一部です。

具体的には「ドコモ光」や「ソフトバンク光」「So-net光プラス」「ビッグローブ光」などのサービス名で提供されています。加入中のインターネットプロバイダが光テレビに対応していない場合は乗り換えが必要となります。

その他のサービスを使ってCS放送を見る

CS放送「スカパー」を契約して視聴する方法は上記の2つになります。ただし、現在はスカパーのような多チャンネルテレビ放送を、インターネット回線を使って視聴できるサービスが存在します。

つまり、スカパー内の専門チャンネルを別サービスで見られる場合もあるのです。ここでは「ひかりTV」「dTVチャンネル」の例をそれぞれご紹介します。

ひかりTVでCS放送を見る

ひかりTVは、NTTぷららが運営する映像配信サービスです。ひかりTVでは、スカパーで人気の「ザ・シネマ」「日本映画専門チャンネル」「映画・チャンネルNECO」「アニマックス」「キッズステーション」「FOX」「スーパー!ドラマTV」「ディズニー・チャンネル」「スペースシャワーTV」「スカイA」「GAORA」など45チャンネルを含む、80チャンネル以上を視聴することができます。

ひかりTVを見るには、以下が必要です。

  • フレッツ光回線 または 光回線を使ったテレビサービス(光コラボ)の契約
  • ひかりTV対応チューナー(STB) または ひかりTVチューナー内蔵テレビ

自宅のテレビがひかりTVチューナーを内蔵していない場合は、ひかりTVから専用チューナーをレンタルもしくは購入して視聴します。

dTVチャンネルでCS放送を見る

NTTドコモが提供するdTVチャンネルでも、スカパーで放送中の「KBS World」「ヒストリーチャンネル」「ナショナルジオグラフィック」「TBS NEWS」などを含む約30チャンネルを視聴することができます。

dTVチャンネル視聴に必要なのは「dTVアプリ」に対応しているデバイスです。スマホやタブレット、PCのほか、BRAVIA、VIERA、REGZAといったスマートテレビ8機種も対応しています。

また、自宅のテレビがスマートテレビでない場合でも、Google ChromecastやAmazon Fire TV Stickをテレビと接続して映し出すことで、同様にdTVチャンネルを視聴できます。

それぞれのメリットとデメリット

ここまで紹介してきたCS放送の番組を視聴する方法のメリットとデメリットを表にまとめました。

メリット

視聴方法メリット
パラボラアンテナチャンネル数が豊富
光回線アンテナ不要
チャンネル数が豊富
ひかりTVアンテナ不要
ほとんどのチャンネルがスマホで見られる
12万本のVODサービスも視聴可能
dTVチャンネルアンテナ・チューナー不要
すべてのチャンネルがスマホで見られる

パラボラアンテナや光回線によって視聴できるCS放送(スカパー)は、豊富なチャンネル数が魅力です。スカパープレミアムの場合、約260チャンネルもの中から自分に合った視聴プランを選ぶことができます。

一方、dTVチャンネルは外出先でもすべてのチャンネルが制限なく視聴できる点が特徴です。

現在、テレビサービスもマルチデバイス対応が進んでいますが、固定環境で視聴することを前提としたスカパーは、スマホやタブレットでの視聴にさまざまな制約があります。その点、dTVチャンネルはアプリ視聴を前提としたインターネットチャンネルの形をとっているため、アプリを介してさまざまな環境で楽しむことができます。

ひかりTVは、スカパーとdTVチャンネルのいいとこ取り!という感じで、豊富なチャンネルラインナップのほとんどをスマホやタブレットから視聴できます。映像配信サービス(VOD)が見られるプランも選ぶことができ、CS放送以外の映像コンテンツもたっぷり楽しめるでしょう。

デメリット

視聴方法デメリット
パラボラアンテナアンテナ設置の手間がかかる
チューナーが必要
光回線チューナーが必要
光コラボとの契約が必要
ひかりTVチューナーが必要
NTTフレッツまたは光コラボとの契約が必要
dTVチャンネルチャンネル数が少ない
Chromecastの場合はWiFi環境が必要

パラボラアンテナの一番のデメリットは、やはり設置の手間でしょう。自分で配線してアンテナを取り付け、角度を調整するのは一苦労です。

スカパーでは加入者向けの標準取付工事サービスを10,180円で提供しています。

視聴環境についてはメリットの大きかったdTVチャンネルですが、こちらはチャンネル数の少なさが気になります。パ

ラボラアンテナや光回線で見られる「スカパープレミアム」の260チャンネルに対して、dTVチャンネルは約30チャンネルのラインナップとなっています。

料金比較

CS放送の番組を視聴するためのそれぞれの方法について、料金を比較していきましょう。

月額料金

視聴方法料金
パラボラアンテナ【スカパー利用料】
基本料:429円
視聴料:単チャンネル 408円〜
基本プラン 1,980円〜
光回線【光コラボテレビ視聴サービス利用料】
330円
【フレッツ・テレビ伝送サービス】
495円
【スカパー利用料】
基本料:429円
視聴料:単チャンネル 408円〜
パック 1,980円〜
ひかりTV<ひかりTVの場合>
視聴料:パック 1,100円〜
チューナーレンタル料金:550円〜
<auひかりTVの場合>
視聴料:パック 1,628円〜
STBレンタル料金:550円
dTVチャンネル858円

スカパー・ひかりTVを視聴する場合は、パックプランによって見られるチャンネル数が異なります。自分が見たいチャンネルが含まれているプランを選択するか、スカパーであれば単チャンネル契約も可能ですので、お好きなチャンネルだけ契約して毎月の利用料をおさえることもできます。

また、dTVチャンネルは月額858円で全番組が見放題ですので、見たいチャンネルが複数含まれている場合は一番お得な方法と言えそうです。

初期費用

視聴方法料金
パラボラアンテナアンテナ代:1万円弱〜
アンテナ取付工事費:10,180円
チューナー代:約1万円〜
(CSチューナー内蔵テレビの場合は不要)
光回線テレビオプション基本工事費用
テレビ接続工事費
テレビ視聴サービス登録料:3,080円
チューナー代:約1万円〜
(CSチューナー内蔵テレビの場合は不要)
ひかりTV<ひかりTVの場合>
0円
<auひかりTVサービスの場合>
初回登録料:880円
dTVチャンネル0円

パラボラアンテナを使ってCS放送を視聴する場合は、アンテナ代および取付け工事費用があわせて2万円ほどかかります。

また、光回線を使って視聴する場合の工事費は、事業者ごとにキャンペーンを実施していますので、しっかりと比較して自分に一番合うサービスを見つけましょう。

まとめ

今回はCS放送の視聴方法や費用について解説しました。

内容のまとめは、このようになります。

  • CS放送を見る方法:パラボラアンテナ・光回線・その他のサービス
  • 視聴方法によるメリットは、アンテナ不要・チャンネル数が豊富など
  • 視聴方法によるデメリットは、チューナーが必要・各種契約が必要など
  • 聴方法によって、費用も異なる

CS放送を視聴するとひと口に言っても、方法はさまざまです。自分の現在の状況や利用シーンに応じて、最適な方法を選択しましょう。

快適にCS放送を楽しむために、気になるサービスの公式サイトをチェックしてみることをおすすめします。

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